都道府県道完走記

2018年2月より訪れた都道府県道の完走レポート。全国探訪を目指しつつ、資料調査の成果も掲載する予定です。

36.茨城県道312号 古河停車場線

城下町と宿場町の風情漂う街道へ続く。

 

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【目次】

 

路線紹介

  • JR宇都宮線東北本線)唯一の茨城県内の駅である古河駅と県道9号 佐野古河線(唯一4つの県に跨る路線)および県道261号 野木古河線(国道4号の旧道)を結ぶ、延長約300mの路線。古河市茨城県西端の市で、鉄道交通の便の良さからベットタウン化が進み人口10万人以上を誇る。同時に、日光街道奥州街道宿場町と古河城の城下町としての歴史があり、接続する県道261号では宿場町の景観再現などの観光への活用がされている。

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歩道にベンチ、古風な街灯が整備されている(県道261号)
  • 道幅は余裕がある2車線道路で、歩行スペースもおおむね確保されている。かつては直線状の経路だったが、近年西側の狭い区間を南側に回り込むバイパスが整備された。バイパス区間は無電柱化され、歩道の舗装や街灯、街路樹に宿場町の景観づくりの工夫が見られる。

 

  • 全線で商店街としての役割を持ち、スーパー(コモディイイダ)、飲食店、ファッション店、高等学校など様々な施設が見られる。また城下町を受け継いだまちらしく、大きな寺院が2つ置かれている。接続する県道261号では先述の通り旧街道が観光資源として活用され、ベンチや街灯、店舗に江戸・明治時代の賑わいの再現や歩行空間の整備の意図が見られる。

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「歩行者優先地区」の看板(県道261号上)

 

撮影日時と完走方法

2018/8/11 13時頃(S→G)

徒歩:全線

経路(マピオン地図)

詳しい地図はこちら

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管轄(茨城県土木部)

境工事事務所

 完走レポート【古河駅西口(起点)~県道9号、261号交点(終点)】

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起点:古河駅西口

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左折レーンが確保された広い道

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県道番号案内標識

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右側がスーパー、左側はバス停のある広場

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歩道はないがスペースに余裕がある

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間もなく左折してバイパス区間

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歩道が広く、景観も整備されている

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終点:県道9号、県道261号交点

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終点から見た当県道の起点(両端はファッション店)


関連する路線

JRの停車場線(茨城県南部)

現在、編集中です。


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